学校長挨拶

呉共済病院看護専門学校 学校長

井口 東郎
（いぐち　はるお）

呉共済病院看護専門学校は、明治37年に開校した歴史と伝統のある看護学校です。今までに2,700名以上の看護師を養成してきました。その伝統は今も脈々と続き、卒業後は広く地域社会に貢献しています。

これから超高齢化社会が到来し、更に医療技術の高度化が進み、社会的ニーズも多様化していくでしょう。益々、看護の必要性が高まってくると思います。その期待に応えるためには、高度な教育と実践が求められます。そのためには、生涯にわたって学び続ける姿勢を養い、看護の対象である人間に対し、深い理解と共感を持つことができる豊かな人間性を育成することが必要です。

本校は、1学年35人という少人数制であり、お互いが助け合い、高めあう良好な人間関係の中で自分を育てることができる環境です。また小規模であるからこそ個性を活かした教育ができると考えています。学ぶということは、苦しいときもありますが、何事も楽しんで取り組むことで克服できると思っています。

そして呉共済病院の附属という強みを生かし、医療の現場に即した看護師を養成するための努力をしていきたいと思っています。