リハビリテーション科
リハビリテーション科の概要
対象疾患
- 肺炎
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)
- 気管支喘息
- 間質性肺炎
- 気管支拡張症 等
運動疾患
- 変形性膝関節症
- 肩関節周囲炎(五十肩)
- 腰部脊椎管狭窄症
- 上肢・下肢・体幹の骨折後 等
脳血管疾患
- 脳梗塞
- 脳出血
- パーキンソン病
- 抹消神経障害 等
物理療法
物理療法とは、物理的なエネルギー(熱・水・光・電気など)を用いて、痛みの軽減や血液循環の改善・リラクゼーションなど生体に好影響を与える治療法です。
【忠海分院の物理療法について】
当院のリハビリ室にも、整形外科病院で使用されているものと同種の物理療法機器が設置されています。機器は3種類でそれぞれ1台ずつあります。ホットパックもありますので当院では4種類の物理療法をうけることができます。
【だれでも物理療法を受けれるの?】
物理療法は医学的な治療になるため、医師の処方が必要です。身体に与える影響が大きいため体調や疾患によっては禁忌とされる機種もあり、病状によっては受けることができないものもあります。
【 低周波治療器 】
低周波の電流を流し「肩こりの解消」「マッサージ効果」「疲労回復」「血行促進」という4つの効果が期待できます。
↓適用↓
・脳血管障害
・脳性麻痺
・筋膜性腰痛症(ぎっくり腰)
・手首・指の腱しょう炎
・捻挫
・首・肩の痛みやコリ 等
【 極超短波治療器(マイクロ波) 】
効果:患部へ照射すると生体に熱として変換され、組織を加熱。温熱治療効果を非接触で行う事が出来ます。
↓適用↓
・捻挫
・腱鞘炎などの外傷
・肩・腰・膝の疼痛の軽減
・局所の循環の改善
・急性期症状のない慢性疾患
・筋肉・靱帯・腱の張り・筋肉痛・神経痛 等
【牽引装置(頚椎・腰椎)】
効果:牽引する事により椎間孔を拡開し椎間関節を離開し、神経根を除圧。また軟部組織を伸張し循環を改善する効果があります。
↓適用↓
・椎間板ヘルニア
・椎間板変形
・椎間関節障害
・脊椎症
・腰痛
・坐骨神経痛 等
【ホットパック】
効果:患部に温めたホットパックを当てることで、伝導熱で温熱効果を得られます。
↓適用↓
・各種疼痛(打撲・捻挫・脱臼・骨折・断端痛・関節リウマチ・変形性関節症・関節拘縮・関節周囲炎・筋肉痛・神経痛)
・筋スパズム(肩こり)
・レイノー病 等