当院の消化器内科では研修医も消化器内科の一員となり診療に当たります。受け持ちの入院患者の治療方針は研修医が指導医と相談して決定します。症例は消化管出血、胆管炎、膵炎、IBD、腫瘍などあらゆる消化器疾患が集まり症例として経験することができます。また病棟で処置は全てまず研修医が行うので手技のスキルが日毎に向上します。もちろん分からないこともありますがそのようなときには上級医に相談しフォローしてもらえます。毎日ある内視鏡等の検査はただ見学するだけではなく内視鏡トレーニングキットで練習をした後に、実際に内視鏡による検査をさせてもらえます。上部消化管だけでなく下部、ERCP、TACE等関わる手技がたくさんあり最初は大変ですが、2ヶ月のローテーションで知識も手技も確実に向上するため充実した2ヶ月間を過ごすことができます。