医科初期臨床研修医募集

医科初期臨床研修について

2011~2023年度の初期臨床研修マッチング試験において、1位指名は15名以上(定員の2倍)、17年連続フルマッチ中です。この数字は広島県内ではもちろんトップ、全国でもトップクラスです

呉共済病院は呉市にある397床の中核病院です。初期研修には規模的には最適です。初期研修の最大の特徴はプライマリーケアに特化させていることです。当院には産婦人科、神経内科などがありません。しかし、現在、産婦人科志望や神経内科志望の研修医が初期研修を行っています。彼らは、プライマリーケアを学びに来ています。おなかが痛いのを見ることのできない神経内科医になりたくないのです。救急外来ではファーストタッチで症例を見て、診断して、治療することによって、初期研修で最も重要な総合診療能力を習得することが可能です。初期研修と後期研修は分けて考えましょう。専門分野は後期研修以降に身につけるけるべきです。呉共済病院は広島で唯一無二、そして最強の初期研修特化病院です。

医科初期臨床研修の特徴

当院の医科初期臨床研修制度には
次の3つの大きな柱があります。

  • 救急とプライマリー
    ケアを中心とした研修

    初期研修病院で「救急とプライマリーケアを中心とした研修」を謳い文句にしていない病院はないと言っても過言ではありません。それを知りながらあえてここで紹介するのは、当院では他に類を見ないほど救急とプライマリーケアの研修を行っているからです。呉共済病院では「午後救」というシステムを採用しています。

    もっと見る

  • 少数精鋭の
    研修

    当院の初期臨床研修医の定数は9名です。17年連続フルマッチの実績、受験者数の多さから理解できるように、決して人気が無いからこれだけの人数しか採用できないのではありません。当院は9人の定員をかたくなに守っています。増員すれば、担当症例数や当直回数が減少し、研修の希薄化や研修機会が減少する危険があります。

    もっと見る

  • 研修医による研修医の
    ための研修制度

    呉共済病院の初期研修制度のもっとも大きな柱です。当院の初期研修における最高決定機関は「初期研修のあり方委員会」です。これはすべての研修医を中心として、それに指導医が加わって形成される委員会です。初期研修に関するあらゆること、例えば研修プログラムや研修医の定員さえも、すべてこの委員会が最終決定する権限を持ちます。

    もっと見る

その他の特長

虎の門病院と
舟入市民病院での
小児科研修

詳しくみる

与論島、
奄美大島徳州会病院での
地域医療

詳しくみる

学会参加

詳しくみる

総合診療カンファレンス

詳しくみる

研修医による研修医のための研修制度

呉共済病院の初期研修制度のもっとも大きな柱です。
当院の初期研修における最高決定機関は「初期研修のあり方委員会」です。これはすべての研修医を中心として、それに指導医が加わって形成される委員会です。初期研修に関するあらゆること、例えば研修プログラムや研修医の定員さえも、すべてこの委員会が最終決定する権限を持ちます。

病院の都合を研修医に押しつけることは一切ありません。研修内容や当直回数などもすべて研修医自身が決定することができます。
研修医がやりたいことはすべて行って、やりたくないことは一切行いません。研修制度の決定権限は研修医が持っています。

少数精鋭の研修

当院の初期臨床研修医の定数は8名です。
12年連続フルマッチの実績、受験者数の多さから理解できるように、決して人気が無いからこれだけの人数しか採用できないのではありません。当院は8人の定員をかたくなに守っています。増員すれば、担当症例数や当直回数が減少し、研修の希薄化や研修機会が減少する危険があります。

当院のプログラムでは、1年目の研修医は各科を1、2か月単位でローテートしますが、同じ月に2人の初期研修医が同時に同じ診療科を選択することはありません。これも少人数が可能にすることです。
これによってローテートしている研修医は、その期間その診療科の自分にとって有益な症例をすべて1人占めすることができます。
そして最も重要なことは、指導医や関連スタッフもその1名に集中して指導することが可能ということです。

救急とプライマリーケアを
中心とした研修

初期研修病院で「救急とプライマリーケアを中心とした研修」を謳い文句にしていない病院はないと言っても過言ではありません。
それを知りながらあえてここで紹介するのは、当院では他に類を見ないほど救急とプライマリーケアの研修を行っているからです。

呉共済病院では「午後救」というシステムを採用しています。
内科系診療科、例えば循環器内科、消化器内科などをローテートしている期間の午後は、研修医は救急部のプライマリーケアを担当します。
もちろん必要とあれば、いつでも上級医の助言や診察を要請することが可能で、最終的な判断も上級医が行います。「午後救」ばかりでなく、平日の当直や土日、休日の日当直もこの研修医中心の救急は行われています。
指導医の判断に従ってばかりや指導医のすることを見ているだけでは、本当のプライマリ―ケアの実力は身につきません。この「午後救システム」を採用している病院は他にはありません。他の病院では救急科は単独で3か月ほどローテートし、内科系診療科をローテートしている研修医を午後から救急部に配置しようものなら、その科の指導医から「救急は救急科にまわっている時に研修して下さい。」とクレームが来るに違いありません。なぜ、呉共済病院ではそのようなクレームが出ないのでしょうか?それは各科の指導医が自分たちも救急部で診療し、救急部で研修医を教えたいと思っているからで、さらに研修医も救急の現場で患者を見たいと思っているからです。

たとえば、胸痛の症例が救急搬送されて来たとします。心電図上STが上昇しているのを確認し、至急心カテを行いみごと再開通しました。初期研修医にとって真に面勉強になるのは、ここを含めてではないですか?その後の入院のみを受け持っても経験はほとんど得られません。
喘息で搬送された症例が救急部の処置で良くなって、念のために入院しているのを、呼吸器内科をまわっているからといって、入院後だけ診ても勉強にはなりません。
救急部に来てからの処置、入院、退院までを通して見ることが総合的な診療を可能にします。この「午後救システム」も研修医の希望で行っているのであって、決して押しつけではありません。

虎の門病院と舟入市民病院での
小児科研修

当院と虎の門病院は同じ共済組合系列の兄弟病院です。また舟入市民病院は広島市内の小児救急を一手に引き受けている病院で、初期研修医にとって重要な小児のプライマリーケアが研修できます。

与論島、奄美大島徳州会病院での
地域医療

「初期研修のあり方委員会」で地域医療について検討した際に、それまでに研修していた呉市内の開業医での研修について、呉共済病院での研修と大きな差が感じられないと言う意見が出ました。そこで最たる地域医療と言える離島医療を行うために、与論島、奄美大島、徳之島の徳州会病医院での研修を行っています。
与論島は鹿児島の最南端にある人口5千人の島で、島内の病院は徳州会病院のみです。診療はできる限りその病院で完結し、そうでなければ沖縄本島にヘリで郵送すると言う理想的な離島医療が研修できます。
常勤医師が少ないことから研修医に求められることの質は高く、呉共済病院で学んだプライマリーケアを実践し、さらに磨くことが可能です。

与論島はサンゴ礁でできた島で、研修の合間にはダイビングやウィンドサーフィンなどを楽しむことができます。奄美大島には2つの徳洲会病院があり、JPC(ジャパン・フィジカルクラブ)で有名な総合診療医がいます。プライマリーケアが学べ、もちろんマリンスポーツができます。徳之島は、ご存知の通り徳洲会病院発祥の地です。どの病院を選択するかは研修医の自由です。

学会参加

呉共済病院では実技が学べて、手技が身に着くことは以前から定評がありました。しかし、手技ばかりでは片手落ちと考え、今では学問にも同等の力を入れています。一つは学会参加です。小さな研究会や各診療科での地方学会の発表はもちろん行いますが、それに加えて全員が全国学会発表を一度は行っています。
1人当たり、2年間で4~5回は学会発表を行っています。また毎年タイの集中治療学会での英語の発表も行っています。さらに、2年に一度の海外学会研修として、毎年11月に行われる米国心臓協会(American Heart Association;AHA)のScientific Sessionsに出席しています。AHAは単なるアメリカの循環器学会ではなく、世界中の英知が集まる学会であり、その規模や学問的レベルは世界最大、最高蜂です。AHAの心肺蘇生に関するガイドラインや、BLS、ACLS講習会など研修医になじみのコンテンツも含まれるので、海外研修としては最適です。院内カンファレンスも当然数多く行っています。

総合診療カンファレンス

研修医が望み自ら始めたカンファレンスや勉強会を行っています。自分たちが望む若手の医師を全国から招聘して、講演や講義を依頼することも行っています。毎年、4回以上は外部の著名な先生を招いて勉強会を行っています。

研修の様子

呉共済病院で
最強の研修医になろう

当院は初期臨床研修マッチング試験において、1位指名は15名以上(定員の2倍)!
この数字は広島県内ではもちろんトップ、全国でもトップクラスです。
17年連続フルマッチ中。この人気の秘密を知りたい方はご連絡待っています。

ACCESS

ACCESS

〒737-8505 広島県呉市西中央2丁目3番28号

電車でお越しの方

「JR呉線・呉駅」下車、徒歩約7分

バスでお越しの方

クレアライン線をご利用ください。
「呉駅前のりば」下車、徒歩約7分

車でお越しの方

立体駐車場(病院建物より道路を隔てて正面、24時間・280台収容可・有料)
陸橋にて直接病院に入ることができます。
身障者用駐車場(敷地内・救急部横)
※病院見学者は駐車場を無料でご利用いただけます。