私が呉共済病院看護専門学校を選んだ理由は２つあります。１つ目は病院付属の看護学校だからです。実際、ほとんどの実習を呉共済病院で受けることができるので、病院の雰囲気を知れることや顔見知りの先輩方がいらっしゃるという安心感はとても大きかったです。

２つ目は学生寮があるというところです。私は長崎県の出身で、呉を訪れたのは初めてでした。知らない場所に１人での生活には不安がありましたが、学生寮があることを知り両親も安心して送り出してくれました。私自身も共同生活を学び、学校生活とは別に友人や先輩方とのかけがえのない時間を過ごすことができたと思います。

呉共済病院看護専門学校は少人数制のため、先生方と学生の距離が近くアットホームな雰囲気を感じられました。高校時代とは違い、同じ目標を持った人たちが集まっているので時にはピリピリした時もありましたが、お互いに鼓舞し国家試験に挑んだことは一生忘れないと思います。また、スポーツ大会や学生祭など全力で楽しめるイベントもあり息抜きにもなりました。もしかすると高校時代より濃い３年間を過ごしたような気がします。

看護学校は厳しい、大変というイメージが実際あると思います。実際、命を預かる看護師になるためには厳しさや苦労からは逃げられません。ただ学校生活の中には楽しいことや嬉しいことも感じ方次第ではたくさんあります。思い返すと「あの時さ～」と笑いあえる場面もいっぱい、看護師になった今でもこの看護学校でよかったなと思うことがたくさんあります。呉共済病院看護専門学校は後悔させない学校です。実りのある３年間になると思います。