前日、自動機器にセットした結果により、原因菌種の決定と薬剤の効果判定が得られます。
(写真3)全自動細菌検査装置 DxM マイクロスキャンWalkAway(ベックマン・コールター(株))
「抗酸菌」とは酸に抵抗性がある細菌で、この名がつけられました。
「抗酸菌」は自然界に多く存在しますが、ヒトにおいて問題となるのは「結核菌」です。
この結核菌を見つけてどのお薬が効くかを調べるのが抗酸菌検査です。
検体を染色し、顕微鏡で観察、抗酸菌を見つけます。(写真4)
顕微鏡で見つからない少量の抗酸菌でも培養して増やすことで、見つけることができます。
抗酸菌は発育が遅く、培養結果が得られるまでに数週間を要するため、迅速に結果が得られる遺伝子検査を行っています。この遺伝子検査を行うと1日で結核菌がいるかどうかがわかります。 PCR法
検査キットにより数十分で結果がわかります。
以下の項目を行っています。
・SARS-CoV-2