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当院の特長

当院の特長

1.救急医療

呉・江田島地域の二次救急病院として、365日24時間体制で救急患者さんの受け入れを行っています。
当院は、「原則、断らない救急」を掲げ、年間約8,000人の救急患者さんの診療、約2,500件の救急車を受け入れ、救急病院としての役割を担っています。
平日は、救急車で搬送される緊急度、重症度の高い患者さんの診療を優先しています。
時間外・休日は当番制です。当番医師が専門医の対応が必要と判断した場合は、各科専門医と連携し対応します。緊急性がない場合は、後日各診療科での受診をお勧めしています。
また、呉市救急隊と連携し、救急診療科との合同カンファレンスの開催や救命救急士の研修受け入れ、搬送患者の情報報告など緊密な協力体制をとり、呉市・江田島市における救急診療の質の向上に取り組んでいます。

救急医療

2.チーム医療

近年、医学の進歩や高齢化の進行に加え、患者の社会的・心理的な状況及び生活への十分な配慮が求められています。患者さんのQuality of life(生活の質)の維持・向上や患者さんの人生観などを尊重した医療を進めるためには、多職種が相互理解し、目的と情報を共有し、専門的な知識や技術を提供するチーム医療が必要です。
当院には、ICT(感染対策チーム)、NST(栄養サポートチーム)、緩和ケアチーム、褥瘡対策チーム、摂食嚥下支援チーム、周術期管理チーム、RST(呼吸サポートチーム)、心臓リハビリテーションチーム、骨粗鬆症チーム、認知症ケアサポートチームが活動し、チームの回診を通して一人一人の患者さんと関わるとともに、職員への教育、学会等の新しい情報を発信して、病院全体のレベルアップに努めています。メンバーは、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床検査技師、医療ソーシャルワーカー等の多職種で構成されています。専従または専任のスタッフが窓口となり、チームと病棟間またはチーム同士でも連携しています。

チーム医療

3.カテーテル治療

循環器疾患

当院ではカテーテルによる心筋梗塞や下肢動脈血栓に対する血管形成術、不整脈に対するアブレーション治療に力を入れています。いつでも循環器専門医の診断を受けることが可能な体制をとっており、緊急でカテーテル検査、治療を施行することが可能です。
呉地区の診療集約化に伴い、腎不全、透析患者さんが集中しており、こうした病態に合併する重症な冠動脈疾患に対しても積極的なカテーテル治療を行い、高い成功率を収めております。
また、下肢の動脈閉塞から疼痛、潰瘍形成をきたした、いわゆる重症虚血肢に対してもカテーテル治療を行い、患者さんのQuality of life(生活の質)の改善に努めております。また、肺高血圧症に対する治療も県内で当院のみ行っています。

循環器疾患
脳血管疾患

当院では脳動脈瘤コイル塞栓術、頸動脈ステント留置術などの脳血管内治療は、主に岡山大学脳神経外科の杉生憲志准教授(中四国地方ではトップの治療件数と実績を誇る)に依頼し、より高度の医療を患者さんに提供しています。
脳神経外科領域は救急患者さんが多く、出来る限り24時間体制で急患を受け入れています。

脳血管疾患

4.予防医療

健康医学センター(厚生労働省認定健康増進施設)は、近年増加しつつある、生活習慣病を中心とした内科的疾患の予防と改善を目的とした運動療法施設です。
生活習慣病は、運動不足とアンバランスな食習慣、ストレスなど個人の生活に原因が由来するところが大きく、当センターはその予防と改善のお手伝いをします。
健診でメタボリック兆候を指摘された方の運動療法や心臓リハビリおよび心臓疾患の再発予防の運動の場としても利用されています。
人間ドックでは、日本人の三大死因の約3割を占める癌の早期発見のため、検査データをもとに各専門医師や医療スタッフが親切・適正な診察を行っています。更により専門的な検査を目的とした、脳ドック・認知症脳ドック・肺ドック・骨ドック・口腔ドックなどの検査メニューも用意しています。精密検査が必要な場合は当院の専門医を紹介していますので、お気軽にご相談ください。

予防医療

5.骨粗鬆症

高齢者が多い呉市の要介護・要支援となる原因疾患の第1位は「骨折」です。その原因の多くは骨粗鬆症がベースで、骨折して初めて分かることから「沈黙の疾患」と呼ばれています。
当院では「骨粗鬆症リエゾンサービス委員会」を発足し、救急搬送される骨折患者への再骨折予防の取り組みを多職種協働で積極的に行っています。これらの取り組みに対して、2020年にはIOF国際骨粗鬆症財団Capture the Fracture®【金賞】を受賞しました。日本において現在金賞は6施設、中・四国・九州地方では初です。金賞受賞は我々の活動のみによる評価ではなく、地域の先生方や呉市の協力あってのものです。これからも地域の医療施設との連携を大切にしながら、一人でも多くの市民の健康寿命の延伸に向けて、チームでの活動を地域へつなげていけるように、今後とも活動してまいります。
YouTubeでも骨粗鬆症教室を配信しています。ご視聴ください。

骨粗鬆症