ME機器中央管理室では、人工呼吸器や輸液ポンプ・シリンジポンプなどの医療機器を管理しています。貸出棚と返却棚に分け、貸出・返却時はタッチパネル式の機器管理ソフトを使用することで無人でも貸出、返却を行えるようにしています。また、点検は貸出点検、定期点検を実施し、安全に使用できるように努めています。当院で中央管理している医療機器は次の通りです。
貸出・返却管理機器 | 台数 | 定数管理機器 | 台数 |
---|---|---|---|
輸液ポンプ | 130台 | 生体情報モニタ | 214台 |
シリンジポンプ | 78台 | 除細動器 | 11台 |
経腸栄養ポンプ | 7台 | AED | 13台 |
深部静脈血栓予防装置 | 40台 | 電気メス | 14台 |
人工呼吸器 | 16台 | 麻酔器 | 9台 |
低圧持続吸引器 | 12台 | 体外式ペースメーカー | 5台 |
生体情報モニタ | 3台 | 人工心肺装置 | 1台 |
IABP | 2台 | ||
PCPS | 2台 |
貸出・返却管理機器は点検 → 貸出 → 使用 → 返却 → 点検を繰り返し行っています。この時の点検は臨床工学技士によるチェックリストに沿った貸出点検を行っていますが、点検に合格しないと貸出できない仕組みにしており、医療事故防止に努めています。中央管理室の貸出機器が不足しないように、返却後は速やかに点検し、貸出できる状態にしています。
異常が見つかった場合は速やかに修理対応を取り、医療機器が不足しない体制を取っています。また、定数配置している部署でも、日常点検が必要な医療機器に関しては点検を行っており、安心して医療機器が使用できる体制を取っています。