血液透析療法、血漿交換療法、血液吸着法など様々な血液浄化療法を行っており、臨床工学技士は患者さんと関わりながら医師・看護師と連携し、血液透析装置の操作、保守管理、水質管理、透析機器のトラブル対応などを行っています。
透析液の作製に必要となる透析用水を作製する逆浸透水処理装置や、透析原液を作製するA・B粉末製剤溶解装置、透析液を作製し透析監視装置へ供給する多人数用透析液供給装置、透析治療を安全に行えるよう監視する透析監視装置の日常点検(使用前、使用中、終了時)を実施することで装置のトラブル防止に努めています。トラブル時には部品交換などを行いますが、治療前や治療中であれば患者さんの治療の妨げや影響が出ないように対応しています。また、それぞれの装置は臨床工学技士による定期点検を6ヶ月に1回の周期で行い、メーカーによるオーバーホールも定期的に行っています。透析治療を安全に円滑に確実に行えるよう日々、保守・点検・管理を行っています。