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心大血管リハビリテーション

心大血管リハビリテーションについて

高齢化などを背景に日本の心疾患患者は増加しており、がんに次いで死因の第2位となっています。特に心不全の患者数は今後も増加が見込まれ、その急増は「心不全パンデミック」とも呼ばれています。このような状況の中、心筋梗塞や心不全、心臓手術後の患者さんが再び、その人らしい生活を取り戻すための「心臓リハビリテーション」の重要性がますます高まっています。
心臓リハビリテーションは、病気の再発や悪化を防ぎ、体力や自信を回復して、快適で質の高い社会生活や家庭生活に復帰することを目的とした総合的なプログラムです。
当院では2012年5月より、心臓リハビリテーションを開設し、患者さん一人ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。

多職種チームによる包括的サポート

安全かつ効果的なリハビリテーションを提供するため、当院では専門スタッフが連携してチーム医療を実践しています。
週に1回、病棟カンファレンスを開催し、患者さんの情報を密に共有することで、治療から在宅生活までを見据えた一貫したサポートの提供に努めています。

安全管理を徹底した運動療法

心臓リハビリテーションの核となる運動療法では、心電図モニターで監視をしながら運動を行います。これにより、常に安全性を確保しつつ、個々の患者さんに最も適した運動負荷で、効果的な体力回復を目指すことが可能です。