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健康コラム

11月8日はいい歯の日

2023.11.01 その他

歯科口腔外科部長 東森 秀年

日ごろ歯を粗末にしている人はいませんか?「元気で長生き!」を支えるのは歯とお口の健康です。
歯周病は、全身の健康に影響を与えることが明らかになってきています。歯が抜けたりするだけでなく,肺炎,心疾患,糖尿病,認知症など多くの病気や,最近話題となっているフレイルの原因になったりするとも言われています。

歯周病と全身との関係

失お口の中の細菌が,誤嚥により肺に入ったり,血中に移行して全身に広がると,さまざまな病気が引き起こされます。時には命にかかわることもあります。
歯周病の予防・治療には日々の適切な歯みがき(ブラッシング)が大切ですが,歯ブラシだけでは6割程度しかきれいにならず,歯間ブラシやフロス(糸ようじ)を使って,ようやく8〜9割です。残りの1〜2割は,歯科医院で歯科衛生士に専門的な口腔ケアを受けないと除去することはできません。
歯周病と全身との関係
その他:骨粗鬆症,男性機能,炎症性腸疾患,がん(免疫)

オーラルフレイルについて

年齢とともに体が弱っていくことをフレイルといいます。これに先立って弱ってくるのがお口の働きで,これをオーラルフレイルといい,要介護や死亡のリスクが2倍以上になります。
歯科では口腔機能低下症の病名で治療やリハビリが行われ,老化や病気の進行を遅らせて若返りや治療に貢献します。
オーラルフレイルについて
当院は,地域の歯科医院と密に連携をとりながら市民の皆様のお口の管理に努めております。
健康に長生きするために,かかりつけの歯科医院で定期受診を是非受けましょう。

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